パンプキンシードオイル

ナッツのような香ばしい味と香りが特徴です。

熟したかぼちゃの種子(Cucurbita Pepo L.)の繊維質を取り除き、乾燥させて圧搾し抽出したオイルをさらに濾過しました。
手をかけてじっくり作ったパンプキンシード・オイルは風味豊かで、グルメ向けの食用油として知られています。
また消化がよく、フィトステロール・トコフェロールを豊富に含むので健康食品としても高く評価されています。
かすかに濁りのあるのは高品質なオイルの特徴です。

原産国/オーストリア、スロベニア

パンプキンシードオイル 200ml(税込)

カボチャの種のオイル?

 

ハロウィンで使われる「ペポカボチャ」の種から繊維質を除いて搾ったのが、この「パンプキンシードオイル」。日本カボチャは食用として重要な野菜ですが、主にオーストリア近隣の国で栽培されているペポカボチャは、もともと、実ではなく種を炒って食べられることが多い野菜で、薬用に使われているのがペポカボチャです。

これは種に殻の無い特別な品種で、タンパク質脂肪酸β-カロチンビタミンE(トコフェロール)各種ミネラル植物ステロールなど、たくさんの栄養素が種に含まれています。

食品を越えた栄養素。

 

ヨーロッパでは昔から、尿の出をよくしたり、尿漏れや尿失禁、残尿感や頻尿・前立腺肥大に伴う症状などを治療したりするために、ペポカボチャの種が用いられてきました。

薬用ハーブ先進国ドイツでは、1978年にそれらに有効な治療薬として、ペポカボチャの種がドイツ保健省から認可されました。

最近の研究では女性ホルモンの働きを正常にする成分「リグナン」の含有に注目していますし、他にはリノール酸リノレン酸などの不飽和脂肪酸が、尿道を開閉する筋肉の働きを調整し、トコフェロールは筋肉や神経を強化するものですが、これらの成分が膀胱や尿道の周囲にある神経や筋肉の働きを正し、尿失禁や頻尿等を防ぐのではないかと言われています。

前立腺肥大は肉や油の摂り過ぎによる男性ホルモンのテストステロンの増加が原因とも言われています。ペポカボチャの種に含まれている植物ステロールテストステロンの働きを抑えて前立腺の肥大を阻止するとも言われています。こうした豊富な生理活性成分が総合的に働いて、症状を改善していると考えられています。

隠し味に2、3滴。

 

濃いグリーン色をしているパンプキンシード オイル。ナッツのような香ばしい味と香りが特長です。他のオイルに小量を混ぜて使う「ごま油」のような使用方法が最適。たとえば冷や奴に2、3滴垂らすと、ごま豆腐のような味わいを楽しむこともできます。ちょっとした隠し味に便利なオイルです。

保存方法と使用上の注意

商品の賞味期限は、開封しないで常温暗所に保存の期間です。
開封後の保存方法は、酸化しやすいオイルのため、冷蔵庫の中での保管をおすすめします。沈殿物が溜まればよく振って混ぜてご使用ください。

ナッツのような香ばしい香りで、パンプキンスープやドレッシングだけでなく、和食の和え物や冷奴やアイスクリームにかけて、美味しくいただけます。
そのまま生で使うには約1ヶ月程度が目安です。

なお、パンプキンシードオイルは熱に弱いため、揚げ物やてんぷらには使わないようにして下さい。

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