緑茶タイプの風味で、お茶といった方がぴったりのルイボスティーです。
ルイボスティーは茶葉に傷が入るとそこから自然に発酵する珍しいお茶です。
ルイボスティーの故郷を訪ねる旅で説明していますように、普通のルイボスティー(レッド)は収穫後のカッティング工程中に傷をつけて、天日干しで自然に完全発酵をしています。ご存知かもしれませんが、緑茶・ウーロン茶・紅茶の関係は、緑茶を強制発酵させ、半発酵で止めたものがウーロン茶、完全発酵までさせたものが紅茶です。
ルイボスティーも畑の写真のとおり最初は緑茶と同じ緑色なのです。それが自然発酵により琥珀色のレッドルイボスティーとなるのですが、緑茶とは逆にその自然発酵を強制的に止めたものがグリーンルイボスティーです。ルイボスティーは最初の伐採だけで切り口から発酵を始めますので、そこで先ず大きな乾燥トンネルに入れて発酵を止めます。
次にティーバッグサイズにカッティングするとまたそこから発酵しますので再度乾燥トンネルで強制的に乾燥させて発酵を止めます。
実に緑茶〜紅茶の製造工程を逆にさせて緑茶タイプのルイボスティーを作っています。今のところ製造数量も少なく市場にもそれほど出回っていないグリーンルイボスティーです。
抽出したお茶の色は完全な緑色ではありませんが、風味は緑茶タイプで通常のレッドルイボスティーとは全く違う風味です。ハーブティというよりは、お茶といった方がぴったりのルイボスティーです。レッドルイボスティーの風味が合わない方や緑茶好きな方にもぜひ一度おすすめしたいお茶です。
有効作用は「オーガニック ルイボスティー(6g×30包)」と同じですが、発酵していない分フラボノイド類はレッドより多く残っているとも言われております。もちろんオーガニックルイボスティーの発酵を止めて作っていますので「オーガニックグリーンルイボスティー」です。ティーバッグ1個で約150ccのカップ2杯分のルイボスティーをお楽しみいただけます。